Home仏閣の御朱印地域別愛知県西尾市西尾山 康全寺

西尾山 康全寺

西尾山 康全寺

 承久3年(1221)足利義氏西條城々内に神宮寺金剛院等の六坊を建て、天台宗の僧侶を別当に補して仏事を掌らしめる。足利氏はこの地に来て姓を吉良氏と改めた。その後、天台の僧侶親鸞の教を奉じ寺を離れる者続出したため寺は荒廃する。
 隅々支那人と伝えられる禅僧「鳴海瑞泉寺二世」却外乗空禅師当地に来られ堂宇廃頽の現状を見て悲しみ、これを再興させて大いに禅宗の教義を広めた。
 足利義氏六世の孫西條城主吉良満貞は、深く却外禅師の道風に帰依し、「神宮」、「金剛」の二寺を合して一寺となし吉良山満全寺と名づけた。吉良山は家名、満全寺の「満」は満貞の満を賜り寺号とした。永禄3年(1560)桶狭間にて今川氏は敗戦し、その余波により西條城吉良氏は没落した。
 その後、徳川家康当寺に止宿、家康の「康」の字を賜り西尾山康全寺と改称し今日に至る。
 康全寺縁起書によれば応永年間(1394〜1428)に現在地に移すとあり。他説西尾史の一節に天正13年(1585)に西尾城改築の際にこの地に移すとあり。いずれが正しきか未だ判せず。

お寺の基本データ

山 号 西尾山(にしおさん)
寺 号 康全寺(こうぜんじ)
宗 派 曹洞宗
本 尊 聖観世音菩薩
住 所 〒445-0826 愛知県西尾市満全町36番地
電 話 0563-57-3285

御詠歌

やすらけく またけくありし きのうけふ 明日の命も みな恵みなる

札所等

◇ 三河三十三観音霊場 第三十一番札所(尾張百観音霊場 第九十七番札所) [ 〇 ]

奉拝 一言コメント

April 08,2017
 御下がりで果物を沢山頂きました。花粉症なのを見てBOXテッシュまで一箱頂きました...

御朱印データ

西尾山 康全寺 御朱印

 名 称 西尾山 康全寺
 墨書き 「聖観音」
 札所等 三河三十三観音霊場 第三十一番札所
  
 ※  画像をクリックすると拡大画像が開きます。




参考資料データ

つれづれの四季の花 (三河観音巡礼の旅)
観音霊場の旅 (三河三十三観音霊場/第二十八番〜第三十三番・番外)

                                     [ 23-213-006-01 ]

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