尾張四観音とは、尾張国の代表的な四つの下記の観音寺を指す。荒子観音(名古屋市中川区)、甚目寺観音(あま市)、龍泉寺観音(名古屋市守山区)、笠寺観音(名古屋市南区)の4つ。いずれの寺も開基から千数百年以上を経た古刹である。徳川家康が名古屋城の築城に際し、城から見て鬼門の方角にある上記4寺を鎮護として定めたとされる。大須観音は、江戸時代初期に家康の命により美濃から現在地に移転した比較的新しい寺であり、四観音には列しない。大須観音を含めたとき、五観音となる。
1 | 浄海山 圓龍院 観音寺 | 愛知県名古屋市中川区荒子町字宮窓138 | 052-361-1778 | 〇 |
2 | 鳳凰山 甚目寺 | 愛知県あま市甚目寺東門前24 | 052-442-3076 | 〇 |
3 | 松洞山 大行院 龍泉寺 | 愛知県名古屋市守山区竜泉寺1−902 | 052-794-3647 | 〇 |
4 | 天林山 笠履寺 | 愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83 | 052-821-1367 | 〇 |
5 | 北野山 真福寺 宝生院 | 愛知県名古屋市中区大須2−21−47 | 052-231-6525 | 〇 |